2020年2月23日
第19回『まちの先生見本市!』事業実施報告書
新宿の環境学習応援団 第19回『まちの先生見本市!』開催にあたり、ご協力頂いた皆様ありがとうございました。
SDGs(持続可能な開発目標)の達成や、次世代を担うこどもたちの笑顔が輝く持続可能な社会の実現に向けて、ともに一歩を踏み出すために、新宿の環境学習応援団『まちの先生見本市!』を、これからも多くの皆様との連携・協働で創り上げていきたいと願っています。
◆今回のポイント
(1) 47 の参加団体により、964 名の来場者に対して環境学習やESD のきっかけを提供
立場や分野の異なるバラエティに富んだ47 団体にご出展いただき、こどもから大人まで計964 名の来場者に対して、展示解説やワークショップなどを実施していただきました。区内最大級の環境学習イベントとして、SDGs 達成に向けた学び合いの場になりました。
(2)『環境学習発表会』(主催:新宿区教育委員会)を同時開催
今年度も『環境学習発表会』(主催:新宿区教育委員会)と同時開催させていただき、共通のチラシを作成させていただくなど、協力しながら運営を進めました。それぞれの来場者がイベントを行き来する様子が見られるなど、連携の成果が見られました。
(3) 『こどもエコクラブ 関東交流会』を同時開催
今年度の新たな試みとして『こどもエコクラブ 関東交流会』を同時開催し、『こどもエコ広場新宿』(東京都新宿区)、『おうめこどもエコクラブ』(東京都青梅市)、『MIYASHIRO エコ☆スターズ』(埼玉県宮代町)の3 地域から小学生ら31 名が集まりました。会場内でクラブ間の交流プログラムや『まちの先生見本市!』ブース巡りツアーなどを行い、区内外のこどもが地域を越えて親睦を深め、新宿らしい環境活動を見出し体験する機会となりました。
(4) 『東京2020 大会』に向けて、"スポーツ×環境"特別企画を実施
スポーツを楽しむためには良い地球環境が必要であり、同時にスポーツの持つ多くの人を巻き込む力は環境問題解決に向けた推進力として期待されています。2020 年夏に開催される『東京オリンピック・パラリンピック競技大会』において新宿区はホストシティであることを踏まえ、今年度の特別企画として新宿チャレンジスポーツ文化クラブにご協力いただき、会場内で「ソフトバレー&ボッチャ体験会」を実施しました。結果的に、来場者の皆様にスポーツと環境の相互関係を伝える機会となり、新たな来場者層の発掘にもつながりました。
◆今後の展開
・『"まちの先生"環境学習プログラムガイド(2020 年版)』の発行、配布
『まちの先生見本市!』にご出展いただいた参加団体を中心に、新宿における環境学習やESD を支援していただける皆様にお呼び掛けし、「まちの先生」(ゲスト講師)のプロフィールや提供できるプログラム情報(出前授業・教材など)を冊子としてまとめます(A4、約90 ページ、1,500 部)。
2020 年4 月以降、区内小・中学校の全教員に配布するほか、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)等で開架する予定です。
・次年度以降の活動予定
『"まちの先生"環境学習プログラムガイド(2020 年版)』を活用し、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)の"環境学習コーディネーター"が架け橋となって学校の先生と「まちの先生」のマッチングを図ることで、区内小・中学校における出前授業や地域におけるワークショップ等の実現に向けて年間を通じてサポートしていきます。『まちの先生見本市!』やプログラムガイドがきっかけとなり、例年80 件ほどの出前授業やワークショップをコーディネートさせていただいています。2020 年度以降も、エコギャラリー新宿(新宿区立環境学習情報センター)を拠点として、引き続き環境学習やESD を推進していく予定です。
◆出展団体一覧
【第19 回『まちの先生見本市!』出展団体】47 団体
株式会社アイカム、相田化学工業株式会社、薄根地域ふるさと創生推進協議会、エコ窓普及促進会、カトー折り研究所、一般財団法人関東電気保安協会 東京北事業本部、キッコーマン株式会社、株式会社熊谷組・株式会社ガイアート、群馬県沼田市、コアレックス信栄株式会社、こどもエコクラブ全国事務局(公益財団法人日本環境協会)、NPO 法人サウンドクリエイター、NPO 法人持続可能な社会をつくる元気ネット、NPO 法人新宿環境活動ネット、NPO 法人新宿区ウオーキング協会、新宿区エコライフ推進協議会、新宿区環境清掃部環境対策課、新宿区環境清掃部ごみ減量リサイクル課、新宿区消費者団体連絡会、新宿区新宿清掃事務所、新宿区のリサイクルを考える会、新宿区みどり土木部みどり公園課、新宿区立環境学習情報センター、新宿区立区民ギャラリー、新宿中央公園ビオトープの会、一般社団法人新宿ユネスコ協会、新宿リサイクル活動センター、ソーラーエネルギージャパン、SOMPO 環境財団 CSO ラーニング生 関東A チーム、大和ハウス工業株式会社 東京本社 東京都市開発部、NPO 法人棚田ネットワーク、NPO 法人地球緑化センター、中越パルプ工業株式会社、つくるプロジェクト、一般社団法人ディレクトフォース 環境教育分科会、電気理科クラブ、東京ガス株式会社、東京電力パワーグリッド株式会社 東京総支社、長野県伊那市、西早稲田リサイクル活動センター、ニットカフェ、一般財団法人日本educe 食育総合研究所、一般社団法人日本フォトガラスアート協会、一般社団法人日本リ・ファッション協会、三井不動産レジデンシャル株式会社、NPO 法人山の幸染め会 新宿支部、公益社団法人四谷法人会
【「新宿の環境学習応援団」参加団体】22 団体
アトム通貨実行委員会、ESD 活動支援センター、江戸の郷よよぎネイチャーゲームの会、キッチンの科学プロジェクト、NPO 法人コアネット、一般社団法人産業環境管理協会 資源・リサイクル促進センター、NPO 法人持続可能な開発のための教育推進会議、一般社団法人セルズ環境教育デザイン研究所、株式会社力の源カンパニー、一般社団法人ディレクトフォース 理科実験グループ、TOKYO 油田2020 株式会社ユーズ、パナソニック株式会社 ライフソリューションズ社、NPO 法人ハンガー・フリー・ワールド、株式会社バンダイ、mappower、マルコメ株式会社、ミサワホーム株式会社、森永乳業株式会社、一般社団法人森の演出家協会、NPO 法人やまぼうし自然学校、Life is small project、早稲田大学学生環境NPO 環境ロドリゲス ecoSMILE、他
◆開催概要
名 称
新宿の環境学習応援団 第19 回『まちの先生見本市!』
日 時
2020 年1 月25 日(土) 10:00~15:30
場 所
新宿区立富久小学校(新宿区富久町7-24)
内 容
SDGs 達成に向けて、新宿における環境学習やESD の実施を支援する「まちの先生」(ゲスト講師)が一堂に会し、展示やワークショップ等の学習プログラムを行います。こどもたちや保護者、教育関係者といった幅広い来場者に対して、"自分たちの生活・学習"と"環境問題などの様々な社会課題"のつながりを考えるきっかけを与えると同時に、次年度以降の区内小・中学校における出前授業や地域におけるワークショップ等の実施につなげることを目指します。
主 催
NPO 法人新宿環境活動ネット、新宿区
協 力
新宿区立富久小学校、新宿チャレンジスポーツ文化クラブ
運 営
新宿の環境学習応援団 第19 回『まちの先生見本市!』実行委員会
事務局
新宿の環境学習応援団 第19 回『まちの先生見本市!』実行委員会 事務局
(※新宿区立環境学習情報センター(指定管理者:NPO 法人新宿環境活動ネット)内に設置。)
後 援
環境省関東地方環境事務所、ESD 活動支援センター、関東ESD 活動支援センター、全国小中学校環境教育研究会、東京都小中学校環境教育研究会、東京都環境局、新宿区教育委員会、新宿区立小学校PTA 連合会、東京商工会議所 新宿支部、新宿区エコ事業者連絡会
協 賛
株式会社アイカム、キッコーマン株式会社、株式会社熊谷組、コアレックス信栄株式会社、NPO 法人サウンドクリエイター、ダイキン工業株式会社ダイキンソリューションプラザ「フーハ東京」、公益社団法人四谷法人会
来 賓
環境省総合環境政策局環境教育推進室 室長 三木 清香 氏
ESD 活動支援センター 次長 柴尾 智子 氏
東京都環境局 環境政策担当部長 若林 憲 氏
同時開催
『令和元年度 環境学習発表会』(主催:新宿区教育委員会)講演:有村 昆 氏(映画コメンテーター)